フリーランスが増えると予想できる理由
今後、働き方としてフリーランスの形態が
より一般的になってくるかと思われます。
その理由を簡単にまとめました。
会社にとって人件費は非常に大きな固定費であり
昔のように作れば売れる時代ならば
人員をどんどん増やして
変動費比率を下げた方が利益が大きくなりましたが
昨今のようにモノが売れづらい状況下では
逆に人件費などの固定費を下げて
派遣などを使い変動費比率を上げた方が
利益が大きくなりやすい構造になってます。
また、従業員を守るハズの労働基準法によって
逆に賃金が上がりづらい状況になってます。
そこでIT会社をはじめ
いろんな会社がフリーランスを活用し始めているんです。
まあ、これは今に始まったことではなく
結構前からあることはあったんですが
メディアでの取扱いは昨今非常に多くなった印象が強いです。
業務委託契約に切り替えた例
そして電通では一部の正社員を
業務委託契約に切り替えて
個人事業主として働いてもらう制度を始めたことも
記憶に新しいかと思います。
成果に応じた報酬の支払いは
企業にとっても好ましく
本当に実力のある方にとっても
透明性の高い評価は有難いので
両者Win-Winの関係になるわけですね。
ジョブ型雇用にシフトする例
個人事業主とまでは言わないまでも
ジョブ型雇用にシフトする会社は多く
KDDIや日立製作所などの有名企業が取り入れたことで
今後それに続く企業も増えることでしょう。
富士通に至っては9割をジョブ型雇用にするという報道もありました!
これまではジョブローテーションで
従業員にいろんな経験をさせてゼネラリストへ育てる雇用形態でしたが
能力や適性によっては移転先の部署で足手まといになってしまうケースも
デメリットとして問題とされてきました。
(営業はバリバリできてても、事務系はイマイチ、といった具合です)
であれば最初から任せるべき仕事を決めて採用するという
ジョブ型雇用の方が都合がいい、となったわけですね。
まとめ
これからは、より専門性の高い人材が大事にされていく時代に
なってくるかと思われます。
そして雇用が流動化されるようになれば
フリーランスとして働くことも選択肢として当たり前になってくるんじゃないでしょうか?
最後の方は私の私見となってしまいましたが
時代の変化に備えるという意味でも
働き方に関してはいろんな可能性を考えておくべきかと思った次第です。